コロナも明けて海外に行くことができる世界に戻ってきて、オーストラリアにワーホリしたいと思う人も増えてきているのではないでしょうか。
・英語力がなくて、オーストラリアのワーキングホリデーに行けるか不安
・語学学校は行ったほうがいいのかな?
というような疑問に答えていきたいと思います。
-自己紹介-
オーストラリアワーホリ2年を経て帰国中のなるです。2024年8月からもう一度ワーホリを検討中です。オーストラリアではゴールドコーストからメルボルンまでのロードトリップと1年間のファーム経験があります。
それでは解説していきます。
1,英語力がなくてもオーストラリアでワーホリをできる理由
英語力がなくても、オーストラリアでワーホリできます。
あなたは日本で生活していて、
どれくらい日本語を使っていますか?
例えば、店員さんと喋る時、
僕らが発する言葉は
「これください」
「ありがとうございます」
ぐらいじゃないですか?
ていうことは英語でも同じです。
生活に必要な英語というのは本当に限られてくる。
だから絶対大丈夫です。
そうとは言っても不安があるのもわかります。
そこで、英語が必要ない理由をいくつかまとめてみました。
理由①日本人はある程度 英単語を知っているラッキー国に生まれた
まず、日本は英語に結構馴染みのある国なんですよ。
僕らがカタカナで使っているものは、多少の意味の差はあれど語源はほとんど英語です。
ドア、ブルーベリー、サッカー、ボトル、ファーム、ワーク、ドリンク、コンピュータ、イヤホン、ハンド、コーヒー、、、
全然意味がわかりますよね。
だから日本人は圧倒的に英語慣れしているんです。
ちょっと詳しい人なら知っているかもしれませんが、中国語は英語と語順が同じです。
だから中国人の方が英語を覚えやすいと思っている人もいると思います。
しかしそれは違います。
中国語でブルーベリーはランメイですよ笑
サッカーはズーチュウですよ笑
全く違うじゃないですか。
僕たち日本人は恵まれているんです。
でもそんな英語では伝わらないんじゃないの?と思うのもわかります。
でも意外と大丈夫です。
結構カタカナ英語は伝わります。
インスタやYoutubeで発信されている英語は、英語が得意な人の悩みだと思うのです。
発音・発声など難しいことは分かりませんが、カタカナ英語でいいじゃないですか。
大切なのは一歩踏み出す勇気です。
理由②ボディランゲージは結構伝わる
外国人のことを、
宇宙人みたいに考えている人(僕もそうでした笑)が結構いますが、みんな人間です。
指差してプリーズだけ言えればなんでも買えます。
あとは親指を立ててグッドポーズしとけば大丈夫です笑
僕の友人も英語力ゼロでオーストラリアに来て、
アニメの知識とボディランゲージで台湾人のコミュニティ(英語環境)で人気者になっていました。
逆に言えばそれで生活はできるのです。
「皆さんがどうなりたいのか」にももちろんよりますが、とりあえずは何とかなるもんです。
理由③スマホの翻訳機がある
スマホの翻訳機もはじめはバンバン頼りましょう。
僕らにはスマホという最強のアイテムがあるじゃないですか。
じゃあ英語圏どころかもう何語でも心を通わせることができるんです。
オーストラリアでワーホリなんて楽勝ですよ。
(2年前までビビりまくって病んでました笑)
その中で、慣れてきたり覚えた表現があれば
少しずつ自分で練習すればいいのです。
全然恥ずかしいことじゃないです。
スマホ大活躍させてやりましょう。
英語はできなくてもオーストラリアで生きていける
てことはオーストラリアワーホリで必要な英語力なんて無いんですよ。
TOEICのスコアなんて目安にもなりませんよ。
僕が伝えたいことは
英語の目標があることも、ワーホリに挑戦したいという気持ちも
素敵なことですが、
完璧主義になって自己嫌悪に陥る必要なんてないということです。
100%喋れるようになってから行ったワーホリは楽しいですか?
それはもうほぼ日本やん。と思いませんか。
英語力なんて1%でいいよ。
そしてその1%は日本人なら誰でも持っているものです。
残念でした。もう英語を言い訳にすることはできませんね笑
その中で生活をしていって
できた友達が何を伝えたいのかわからない。
可愛い女の子に声をかけれない。
そういう経験をして僕らは英語を学ぼうと思うもんです。
だから初めからそこそこできる状態じゃなくて全然いいんです。
あるいは逆の立場になって考えてみましょう。
日本で外国人が、
あまり上手くない日本語で「キノウ スシ タベマス」て言ってきたら
「いやいや、寿司を食べましたですよ。過去形にしないとダメですよ」
なんて思いますか?
寿司を昨日食べたんだな、て分かるじゃないですか。
それで外国人と会話ができるなんて、僕らにとっても嬉しいことじゃないですか。
だから完璧なんてむしろ気持ち悪いですよ。
初めての海外とか、初めてのワーホリは本当に怖いけど
英語に関しては思ったより気にしなくて大丈夫だと僕は思います。
逆に英語はそこそこ勉強してきたという人へ。
極端な考え方はやめましょう。
せっかく海外にいるんだし日本人と関わらないようにしようとか、
もっと練習してから完璧な英語を喋ろう。
なんて堅苦しいですよ。
海外にいる日本人は本当に面白い人が多いです。
僕の友達でも、世界一周をしてきた人や、
アジアの民族と一緒に生活してきた人、
日本の良さについて考えまくった人など
様々みてきましたが、
みんな素敵な考えを持っていてとても勉強になりました。
海外に行くことは英語が目的でもありますが、
本来の目的は、そのような面白い日本人と会って
自分を成長させることだと僕は思います。
頭でっかちになって英語は喋れるようになったけど、
帰国後のビジョンもなく自分で何も考えれないという人よりも、
英語は身に付かなかったけど、自信とこれからの目標がある人の方がかっこいいと思いませんか。
まあ、僕が伝えたいのは英語だけでない素敵な成長へのヒントを見逃さないことが大切だということです。
あと英語で伝えた時に「パードゥン?」て聞き返されることがよくありますがビビらなくていいです。
あなたの英語が悪かったのではなくシンプルに聞こえなかったパターンが多いです。
僕たち日本人同士でもそれはよくあるじゃないですか。
気にしなくてOK。ただ「ん?」の言い方が僕たちと違うだけです。
2,英語力別オススメの仕事まとめました
難易度が易しい順に
① ファーム、ファクトリー
②ジャパレス
③カフェ、レストラン
をオススメします。
まず英語力皆無の人はファーム(農場)やファクトリー(工場)をオススメします。
ていうか僕的にはみんなここから始めるのが良いかと思います。
オーストラリアで働く上で大切なのはまずは英語じゃないです。
このオーストラリアという国に慣れることです。
いきなり「英語も仕事も友達もプライベートも充実」
なんてなかなか難しいしハードルが高いです。
まずは簡単な仕事で稼ぎながら環境に慣れていきましょう。
となるとやはりファームやファクトリーが良いと思います。
ファームやファクトリーではオーナーとワーカー(僕たちワーキングホリデーなどで一般的に働いている人)の間をコントラクターという人が仲介してくれるます。
彼らはネイティブではない中国人やマレーシア人である可能性が高いため、聞き取りやすい簡単な英単語で話してくれ、
英語力が低くても仕事しやすい環境だと思います。
ある程度オーストラリアの生活に慣れてきたら
ジャパニーズレストラン通称ジャパレスで働いてみましょう。
ジャパレスではオーナーが日本人だったり、
あるいはビジネスとして日本食を売っているアジア人であることが多いです。
彼らの指示はネイティブに比べて、はじめはわかりやすいように感じます。
ホールスタッフだと、レジ打ちをしたり電話対応などをすることもできます。
ここでやっとネイティブの人とたくさん話すことができます。
僕もジャパレスで働いて、英語に対しての度胸が養われたように思います。
はじめは難しいと感じると思いますが、僕たちは難しいことをしにきてるんです。
徐々に慣れていき注文を受け取るくらいは結構できるようになるもんです。
そこそこ英語に自信がついたら、カフェや普通のレストランで働くのも良いかもしれません。
カフェやレストランでは働いている従業員もオージー(オーストラリア人)であることが多いです。
接客英語はもちろん、上司からの指示や同僚との会話も英語でする必要があります。
まあこれも意外といけるのが面白いところです。
わからないことは何度も聞き直しトレーニングするうちにわかるようになってきます。
3,語学学校に行くべきか検討中の方にアドバイス
語学学校に行かなくて良い
まずはお金がかかりすぎることです。
そしてその割に英語はあまり伸びません。
僕ならそのお金でもっと面白い経験を買います。
語学学校に行けば友達ができるのは確かですが、友達は職場でも作れます。
僕自身も語学学校に行かずに、日本食レストランに勤めて英語力を伸ばしましたし、
語学学校を途中で辞めてファームに来たという友達も一人ではなく複数人います。
とはいえ「それは元々英語力があったからやん」と思ってしまう気持ちもわかります。
僕の友人もbe動詞も分らないような英語力でしたが語学学校に行かず、
1年の期間を経てカフェで働けるほどの英語力になっていました。
英語は日本で育った僕たちにとって、もはやネイティブになることはありえません。
でも生活は十分できます。
友達がたくさんほしいなら語学学校もありかもしれませんが、
本当に英語を伸ばしたいなら経験の中から学び取り、
伸ばしていく方が面白いし伸びると僕は思います。
以上の理由から語学学校には僕は行かなくていいと思います。
オーストラリアワーホリに必要な費用について気になる方はこちらの記事もどうぞ!
4,最後に
この文章を最後まで読んでくれたあなたなら、
僕が伝えたいことはわかっているかと思います。
オーストラリアワーホリに英語は必要ないんです。
僕は英語が理由になって、海外という面白い舞台に上がれないのは本当に勿体無いと思います。
という僕も英語がネイティブの人と深いテーマで喋れるようになりたいという気持ちはあります。
でもこれはオーストラリアに2年行ってやっと思えたことでした。
それよりもワーホリしてみて思ったのは、英語そんなに必要ないやんということでした。
それならもっと早く行けばよかったとも思いました。
ワーホリは限られた年齢の人しかできない特別なことです。
でもだからといってビビる必要はないし、
その一瞬をみんなには逃してほしくないのです。
ワーホリに行く前の僕は腐ってました。
ワーホリで人生変わったと言っても過言ではないです。
だからこそ全ての日本人にチャンスはあるべきだと思います。
今回は英語は必要ないというテーマで記事を書かせていただきました。
少しでも参考になって皆さんの一歩を後押しできたら幸いです。
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