オーストラリアでは、ブルーベリーがとても稼げるという噂が流れています。
ある番組ではブルーベリーで50万円稼げるという情報も流れていました。
しかし、本当にブルーベリーは稼げるの?
実際どんな感じなの?と思っている方も多いと思います。
そこで今回は、1年間ブルーベリーファームで働いた僕が、
その実態について解説したいと思います。

自己紹介
オーストラリアワーホリ2年を経て帰国中のなるです。
2024年8月からもう一度ワーホリを検討中です。
オーストラリアでは、ゴールドコーストからメルボルンまでのロードトリップと
1年間のファーム経験があります。
ファームはブルーベリー・ブラックベリー・ラズベリー・レタス・ヤギの搾乳の仕事・ハーブなどをやりました。
それでは解説していきます。
1,ブルーベリーファームで月70万円稼いだ本当の話
オーストラリアのブルーベリーファームで、
50万円を稼げたというネットニュースが話題になっていますが、
まずはその真偽を明らかにします。
これは本当です。
オーストラリアは賃金が高く、最低賃金が約2300円(2024年2月現在位)程度です。
ファームでは時給ではなく、
取れ高に応じて賃金がもらえる歩合性が多いです。
ですので、ブルーベリーなどの収穫の仕事で、
最低賃金を大きく上回り月収50万円を稼ぐことはできます。
僕もブルーベリーファームの中のブラックベリー収穫で、
MAX週給22万円、月収70万円程度を稼いだことがあります。
こちらがその時の給与明細です。嘘はついていません。

2,ブルーベリーファームの実態
さて、ここからは現実的な話をバンバン書いていきます。
ロマンだけをみたい人は、そっとこのページを離れたほうがいいかもしれません笑
*ネット記事に物申す!
まずネット記事にこのような記載がありました。
「ブルーベリーを収穫するだけで月収50万円!」
完全にブルーベリー収穫をなめていますね笑
収穫の難しさ・奥深さは、
やったことのある人にしか伝わらないものがあります。
ワーキングホリデーでブルーベリーピッキングしてました。
ていうたら「めちゃくちゃ楽しそう〜」という反応が90%返って来ます。
そうですよね。そう聞こえますよね。
でも普通に仕事です。大変です。
カタカナで表現するのやめてくれ、漢字で書かせてくれ。
「我、豪州で青玉果実収穫する者なり。」
キツさで言ったらこれくらいのイメージです笑
*エセファーム経験者に物申す!
まあ僕も、本当にきついと言われているファームには、手を出していませんが、
ブログとかyoutubeで見る、エセファーム経験者やめてくださいよ笑
簡単です!楽です!稼げます!
みたいなんは半分嘘やと思ってください。
特に歩合の仕事はマジで気合いです。
早くなりたいって毎日思って収穫してるやつは早くなるし、
そうじゃないやつはいつまでも遅いまま。
たまに「違う国の猛者がいて」みたいな話をブログなどで見ますが、
それはそいつがめちゃくちゃ頑張っている。ただそれだけの話です。
特にブルーベリーは、年齢も国も性別も関係ありません。
逆に言ったら全ての人に稼げる可能性があります。
僕のファームで一番早かったのは、身長156センチくらいの女の子でしたよ。
それは、そいつにセンスがあったからではなく、
誰よりも頑張っていただけのことです。
だから頑張れる人、
もしくはせっかくのオーストラリアワーホリで、何かを掴んで帰りたいと思い、
意気込んでいる人は稼げる可能性があると思います。
楽して稼ごうと思っている人は時給をおすすめします。時給もきついけどね。
*ちなみに僕の話
僕は、トータル1年間程度ブルーベリーファームで働きました。
最終的には100人いるピッカーの中で上位5人に入る程度の実力でした。
初めは、1日100ドルも稼げなかったんですが、
最終的に1日平均200ドルは超えるようになり
MAX440ドルというとんでもない記録を出してしまいました笑
正直めちゃくちゃ頑張りました。
こんなに頑張れる自分に出会えたことと、
頑張ることの楽しさみたいなものを気づけたのは、ブルーベリーのおかげだと思っています。
ていうか僕の場合、ここでの生活が最高すぎたんですよね。
朝日見て、
仕事行って、
サーフィンして、
シェアメイトと喋って、
早めに寝る。
こんな幸せな時間ありますか?
その生活が逆に仕事を続けさせてくれたことと、
その女の子に負けるのが悔しすぎて頑張ってしまいました笑
環境というのはとても大事なようです。ありがとう。
3,ブルーベリーファームは稼げるの?
結局、ブルーベリーファームは稼げるのかということですが、
めちゃくちゃ人によります。
そして頑張ったらみんな稼げると思います。
でも本当にきついですよ。
でもね本当に楽しいんですよ。
これだからピッキングの仕事はやめられないです笑
僕は、もう一度オーストラリアに行くつもりですが、
ぜひブルーベリーをもう一度やりたいと思っています。
早くなるためのコツなんてありません。
気合いです笑
なんなら、そのコツを自分で見つけていくのが楽しいみたいなところがあります。
ワーホリに興味を持った人なら一度は耳にしたことがあるブルーベリーのピッキング。
次のチャレンジャーはあなたかもしれません。
ブルーベリーの早くとる方法について知りたい方はこちらの記事をどうぞ!
コメント
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