気合いで1日$200!ブルーベリーピッキングのコツ

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ブルーベリーファームに来て数日。
稼げると聞いたけど全く稼げない、
早くとる方法が全くわからない、
そう思っている方も多いのではないのでしょうか。

今回は、ブルーベリーファームを1年間やり
1日平均$200稼げるようになった方法をお伝えしたいと思います。

自己紹介
オーストラリアワーホリ2年を経て帰国中のなるです。
2024年8月からもう一度ワーホリを検討中です。

オーストラリアでは、ゴールドコーストからメルボルンまでのロードトリップと、
1年間のファーム経験があります。

ファームはブルーベリー・ブラックベリー・ラズベリー・レタス・ヤギの搾乳の仕事・ハーブなどをやりました。
ブルーベリーファームでは1日平均$200、MAX1日$440、週給$2,200を達成したことがあります。

それでは解説していきます。

1,ブルーベリーを早く取るコツ

、、、、、、、気合いです。笑
残念なお知らせです。
ブルーベリーを取るのにコツとかありません。
本当に気合いです。

でも、それだけでは面白くないので、
今回は一応コツっぽいものを書いてみました。

でもこれは、あくまで僕が早くなった方法にすぎませんので、
みんなに当てはまるかは分かりません。
どうかご注意を。

それから、たかがピッキングをめちゃくちゃ真面目に解説しますので、
笑いたかったらどうぞ笑ってください笑

初級編(0~3ヶ月)

1,手を早く動かす。

めちゃくちゃ当たり前のことですが、
早く取るためには早く動かなければいけません。

ピッキングは、大きく分けて3つの状態に分けることができます。
ブルーベリーを取りに行く時、
ブルーベリーを収穫している時、
それから手の中のブルーベリーをバケツに入れる時です。

ビギナーの多くは、
最後の「バケツに戻すスピード」というのが遅くなってしまいます。
手にどれだけ含めるかは、技術が必要なので少しずつ慣れたら大丈夫です。
まずは、この全てのスピードを上げることを意識しましょう。

2,両手で取る。

これも当たり前ですが、両手で取ったほうが早く取れます。
ビギナーは片手しか動かせないことが多いです。

大きな塊があるときは、両手の小指側の側面をくっつけて、
小指以外の全ての指を動かして、手のひらに溜めます。
小さな塊があるときは、片手を全ての指を使いもぎり取ります。
この場合も両手同時にできるようになってください。

これができるようになると、体感1.5倍くらい早く取れます。

3,視野と判断力

もはやスポーツです笑 
一生懸命になるのは大切ですが、全体を見なければいけません

取っている途中で、次のフルーツを見ておかなければ間に合いません。
意識的に次のフルーツを見る練習をしましょう。
またフルーツのなり方によって、手の使い方を変えなければいけません。
瞬時に判断できるようにトレーニングしてください。

4,指の動かし方

全ての指がバラバラで動くようにしてください。
僕は不器用すぎて、全然手が動かなかったので、
家に帰ったらトレーニングしていました笑 

トレーニングの仕方は左右の親指同士、人差し指同士と全ての指同士をくっつけて、
人差し指から小指まで順番にまわすというものです。
このトレーニングの成果か、難しいなり方をしているフルーツも取れるようになってきました。

中級者編(3~10ヶ月)

流れを意識する

初級編の応用です。
初級編を意識して数ヶ月真面目に取り組めば、
今まで一つずつ意識していたことが、体に染み付いてきていると思います。

次にやることは流れを意識することです。
見て→ピッキングして→バケツに入れながら見て→次のフルーツを目指す
という流れを、点同士の繋がりではなく、線で捉えてみましょう。

ピッキングをやったことがない人や超初心者には分からないかもしれませんが、
この作業は難易度が一気に跳ね上がります。

全ての動作を一連の流れで行うのです。
僕はこのとき「力を抜くこと」、
「自然の一部として体を委ねること」を意識していました。

「いや、ピッキングやで何言ってんの?」と思ったあなた。

大丈夫です。僕も何言ってるか分かりません笑

上級者編

人によっては無限に時間がかかるこの時期。
もう成長しないと思ってからのここ。
ほとんどの人が乗り越えられない、慣れだけではどうしようもない上級者に向けての壁です。

本当に上級者になりたい方は、むしろ見ないでください。
上級者になるためには、そのプロセスこそが大事だったりします。

だからせめて、あと1週間は本気で取り組んでみてください。
そうじゃなくてこのコツだけを見てしまうと、
もうそこには辿り着けない可能性があります。

それでは解説します。

1,人と比べることをやめる
2,時間を気にするのをやめる
3,お金を稼ごうとするのをやめる

以上の三つです。

ある程度頑張っていると本当に勝てない相手にぶつかります。
これ以上いけないスコアにぶつかります。
それに対して勝つ努力をしてみてください。

やってみた結果、どうしても無理になった時、諦めましょう。

もうそのライバルに勝つことも、
残り時間で何バケツ作れるかも、
今日はどれくらい稼いでいるかもどうでもいいじゃないですか。

大切なのは、今この瞬間自分が持っている最大のスピードでピッキングと向き合えているかです。

もう全てどうでもいいんです。
今ここに全てをかけろ。
そしたら結果は自ずとついてきます。
ゴールに向かうんじゃない、今の連続が結果に繋がるんです。頑張れ。

トップピッカーになりたい人へ

ここまできたらトップピッカーも狙えます。
どうせやるなら1番取ってみたくないですか?

僕は、世界中から集まったピッカー達の中で、
一番を取ることは、オリンピックに出るようなものだと思っていました笑 

でもそれくらいの熱量で取り組んでいたことは、間違いないです。
僕は1年やっていて100人ファームで、2度だけトップピッカーになることができました。
トップピッカーになるための心得を伝授していきます。

1,楽しむ

まず楽しむことです。

ここまで頑張ってきたあなたは、
楽しむことを忘れがちになっていると思います。

楽しむと言っても、友達と喋りながらピッキングに取り組むわけではありません。
ピッキング中の「今のピッキング方法うまくいったな」
「バケツに溜まるこの音が気持ちいいな」
「今のボディワーク完璧やったな」と自分に酔えるポイントを探すことです。

そんな小さい発見や成長を実感した時に、自然とピッキングが楽しいものになってきているはずです。

2,準備をしっかりする

昼お腹が空いたり、体が痛くなってパフォーマンスが落ちたりするのは、非常に勿体無いです。
トップピッカーはそういうところにも注意を払わなければいけません。笑

3,プロ意識

もはや僕たちはプロなんです。

ピッキングを楽しむことも、準備をすることも、
生活の一部として受け入れましょう。

体のメンテナンスや体調の管理なんかも、やっていかなくてはいけない。
そういうところまで来ているんです。笑

また、ふざけるのも程々にしましょう。
テキトーに取り組んでも、新しく来た人たちよりも多く取ることができるでしょう。

僕たちファーストピッカーがふざけると、
まだ早くない人たちがどう思うかは、すぐ予想がつくはずです。

プロとして早く取ってしまうなら、
せめて全力でやって背中で語りましょう。
僕はピッキング途中のバケツ交換を走って行ってました笑

2,稼げるようになるための方法

ここまで読んだ人はわかるかもしれませんが、やっぱり気合いです笑

僕はピッキングを通して、自分と向き合って、
今ではピッキング以外でも、全力を尽くすことができるようになってきていると感じます。

たかがピッキングだからといって辞めてしまうことは簡単ですが、
僕たちワーキングホリデーで来た人たちは、
何かを変えたいと思ってオーストラリアに来た側面があると思います。

確かに楽しくて自由でゆったりするのもいいですが、ピッキングくらいは全力で向き合ってもいいのかもしれません。

ま、ほどほどにね。
ピッキングごときをここまで語る人間にはならないほうがいいと助言します笑

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