脱鬱!現状を変えるための方法

トピック

読者の悩み
・現状を何とかしたいけど何もしたくない
・具体的に何から始めていいのかわからない

自己紹介とこれを読む人へ
僕は運よく考え続けることができました。
僕は鬱を抜け出したというより、
鬱と共に生きることにしたという感じです。

正直もうこの文章すら光すぎると思います。
僕はその場にいないのに、
そっち側じゃないのに知っている、
経験したことがある、
とある意味 一方的な暴力で、この文章を書いています。

でも本当にきつい時、
「こんな文章に出会えていたらな」とも思うわけです。

だから暴力的にはどうしてもなりますが、
自分が経験したことを率直に書いてみました。

参考にならなくて結構です。
あなたの痛みはあなたしかわかりません。
でも、そんなあなたが少しでも元気になってくれたら幸いです。

1,現状の変え方

マインド編

1,できない自分を受け入れよう。

病んでいるときや、苦しいときに
無理にポジティブに考えないでください。

また自分は、苦しくないと思わなくていいです。

それよりもまずは、自分は苦しいんだと
受け入れてあげることが大事だったりします。

できない自分を受け入れると共に、
自分に対して優しく丁寧に生きると決めましょう。

そうすることで、自分が何を嫌がっていて、
何を望んでいるのかが分析できるようになります。

ゴールはこのかけがえのない自分に対して、
愛と尊厳を持って接することができるようになることです。

あなたが友達や有名人にこいつすげえなと思うように
自分に対してリスペクトができる状態がゴールだと思ってください。

そう考えるとあなたがするべきことは、
鬱からの脱出するだけでなく、
鬱と向き合うこと自分と向き合うことだと認識できるはずです。

だから急激な自分の成長なんて必要ないですし、
極端な環境の変化なんて必要ないんです。

もっと言えば、あなたが病んでいるその状況は、
一歩成長している日々だと捉えることができます。

無理にポジティブはしんどいですが、
あなたが置かれているその状況は、
絶対に間違ってはいないんです。

おかしいかもしれませんが、鬱であることに自信を持ちましょう。

2,勇気を出すより諦める

勇気を出して何かをしてみるって相当難しいですよね。
わかります。

もうそうなったら、何もしなくていいですよ。
勇気なんて出さなくていいんです。
勇気なんて出さなくていい代わりに、いろんなことを諦めましょう。

諦めっていうのはどこか覚悟に似ています。
諦めを続けることで、それでも残ったものは、
自分が大切にするべきことです。

僕はいろんな人と関わるのを諦め、
やりたいことを諦めたことで
本当に大切にしたい友達と、本当にやりたいことに気づきました。

勇気を出すことは難しくても、諦めることはできると思います。
そしてこれは同じくらい効果があるものだと思います。
諦めることに対しては諦めないでください。

3,とことん病んでみる

命は全自動。

何もできなくても、お腹は空くし、性欲は湧く。
寝れないけれど眠たくなる。

こんだけ辛いのに、周りは何も起きてないように日々が進んでいる。
自分だけが取り残されている。
底のない沼に落ち続けるようなそんな感覚。
あるいは生ぬるくどろっとした液体が常に身体の中を彷徨っているような感覚。

もうポジティブになんて生きれないと思ったら、
とことん病んでみましょう。
でずーっと病み続けたら、
もう病むのが面倒くさくなります。

もうええわ。
病んでてええわ。
病んでる状態がもはや普通なんやと。

そうなればもう好転しかしません。
マイナスまで生き切ったら、
もう何をしても絶対にプラスになってしまいます。

ああ、またプラスやん。
とプラスの出来事を思いっきり嘆いてください。
それができるようになると、プラスもマイナスも当たり前になって
どっちにも進めるようになります。

そうなれば、状況に応じてプラスを選ぶだけです。
「生きる」のレバーを永遠に倒し続けてください。

行動編

1,既にやっているものを観察してみる。アホを真面目にやる。

こういう時って「自分は生きていていいのかな」とか、
考えなくてもいいことを考えてしまうものです。

自分は決めたことを達成できる人間なんだ。
と思い込むだけではなかなか気持ちは良くなりません。

そんな時は、アホみたいに小さな成功体験が必要です。

この時のポイントは「アホみたいなこと」であることです。

僕は、本当に苦しいとき「歯磨き記録」
というものをつけていました笑

「世の中には、歯磨きをしない人もいるだろうけど、
俺は今日歯磨きをした。」

「毎日自分は決めたことがきっちりできる実行力がある人間だ」
と言い聞かせていました。

馬鹿げてると思うでしょ。
でもこれが結構いいんですよ。

当たり前と思っていることも、当たり前じゃないんです。

「どうして俺はこんなことが当たり前にできるようになったんだろう」「それって結構すごいことなんじゃないの」と考えてもいいかもしれません。
親が教えてくれたからかな、
自分が歯磨きを好きだからかな、
と思い巡らしていると、
今生きていることも、当たり前じゃない事に、
少しずつ気づけるようになります。

そうなれば今日が終わり、明日が来ることが怖くなくなります。
だからあなたがすでにできている習慣をアホみたいに観察してみましょう。

2,何か自分の興味があることに挑戦してみる。ただし簡単すぎて笑えるくらいのものを選ぶ。

それができるようになったら、
少しだけ難しいものに挑戦してみましょう。

難しいと言っても全然頑張らなくていいです。
これが僕の中では、瞑想と筋トレでした。

ハードルは極端に小さくて大丈夫です。
毎日10秒の瞑想時間を取ることと、
1回の腕立て伏せをすることを目標にしていました。

2つ合わせても1分くらいでできます。
これができないのは本当に言い訳のしようがありません笑 

だからバカみたいだけど毎日続けるように頑張りました。

その中で特に良かったものは朝シャワーの習慣です。
歯磨きよりは難しいですが外に出るよりは簡単です。
お湯のシャワーを浴びたあと、10秒ほど冷水でシャワーを浴びていました。
細かい効果はわかりませんが活力がみなぎる感じがありました。
何でもいいので笑えるくらいのことで、
興味があることを習慣にしてみましょう。

そうしたら自分の中で何かが少しずつ変わっていく感覚があると思います。
その感覚を、全力で楽しみましょう。

3,面白くなってきたら少しだけハードルを上げる

慣れてきたらやっとハードルを上げます。

この時にも、小さく上げることを心がけてください。

僕の場合は、1分間の瞑想と10回の腕立てを続けることにしました。
ただし絶対にやらなければいけないゴールは、初めに作った笑えるくらいのことで大丈夫です。

僕は10秒の瞑想と、1回の腕立てという習慣の中に
週に数回だけ1分間の瞑想と10回の腕立てに取り組んでいました。

ただしやっぱり興味がないかもと思ったり、
自分には向いていないと思ったら、
また違うことを小さく始めてもいいかもしれません。

理想としては、2週間くらい続ける方がいいと思いますが
どんどんやりたいことをやっていくのもありかもしれません。

ネットや友達ではなく、
あくまで自分軸で頑張ってみましょう。

これを続けていると、
いつか本当に興味があることに出会えますし、
それを突き詰めてやるのが生きる糧になります。

僕の場合は瞑想と身体の構造の勉強でした。
今では瞑想を人に教えたり、
マッサージを人にする機会も増えてきました。

病んでいる時に出会ったものが、
僕の人生を形作っています。
まだまだ力不足ですが、あの時出会って良かったなと心から思えます。

2,病んでいるとき注意すべきことまとめました

1,人に相談しない

愚痴を吐くことは大事ですが、
人に相談するのはやめましょう。

病んでいる時の気持ちなんて、
病んだことがある人にしか分からないものです。

ポジティブすぎる意見や、
親身になってくれない友達に嫌気がさします。

また親身になりすぎてくれる友達と、
今の自分の現状を比べて情けなくなります。

答えは友達の中や新しい環境の中にあるんではなく
自分の中にあるものです。
人ではなく自分と向き合いましょう。

2,かと言って一人になりすぎない

かといって自分一人でいたら病み続けます。
面白いくらいに簡単に病みます。
何がしたいんでしょうねと苦しくなってしまいます。

そういう時に大切なのはアホの友達です。
アホの友達いますか?
アホの友達はアホなので、
絶対に自分の気持ちはわかってくれませんが、
一緒にアホしてくれます。

彼らは、全く意味のないことを全力で楽しめる天才です。
だから意味のないことでいいんだと勇気をもらえます。
彼らと行動を共にしましょう。
アホはうつります笑 感染させてもらいましょう笑

3,容易に命を絶たない

病みすぎると命を絶つのがむしろ怖くなくなります。

だって今の方が死んでると思うからです。
死ぬことよりも自分のことをこれ以上嫌いになることの方が怖いもんです。
かと言って死ぬのは面白くないし、悔しいし、大切な人を傷つけることになります。

先ほども言いましたが、
ここは無理やりですが「生きる」のレバーを倒し続けてください。

あなたは生きていていいんです。
生きててほしいんです。
簡単に死ねるけど、簡単に死ぬことを選ばんといてください。

4,人のせいにしない・環境のせいにしない

ここで難しいのが、
人や環境のせいにしないことです。

それをしてしまうと逆に無限負のループに入ったり、
現状から脱出しても、また同じようなことになる可能性があります。

自分のせいだと思いすぎて、自分を責める必要はありませんが、
周りの人や環境のせいにするのはやめましょう。

そんなんわかってるわ。て思った人。
あなたはもう結構、自問自答している人でしょう。

そうなっているなら、
もう結構自分勝手にハチャメチャなことしてみてください。

あなたの周囲に対しての優しさが、自分を苦しめています。
もうあなたは十分頑張りました。
今までの自分には考えられない突飛で破天荒なこと、
冷酷で薄情なことなどをしちゃってください。

そんなあなたのことは誰も嫌いにならないです。
自分に対してだけは嘘をつかないようにしましょう。

3,むしろチャンス。鬱の時にだけ気づけること。

死に対しての恐怖がなくなる

今のその置かれている状況って生きているようで、
死んでいるみたいなもんですよね。

今より死が怖いと思えなくないですか?
そうなったら僕たちは最強です。

死と向き合って初めて、生が輝くものです。
そして死と生が常に混ざった状態にあることは、
生に極端に寄りすぎることがないということです。

つまり今後の人生でも、
光を目指さなくて良い事に気づけます。

そうなればどんな状況でも、
ちょっとやそっとのことでへこたれないと思います。

僕はブログで稼げるようになりたいとは思いますが、
光に寄らず、さらりと生きることは避けたいと思っています。

そうなればもう何も怖いものなんてありません。
僕らは生きて死ぬだけなのです。
この特別じゃない幸せを存分に感じてみましょう。

現実のリアルさ

ある日、僕はオーストラリアの青天のビーチで
アホみたいに落ち込みました。

「あ、俺がいなくても普通に”世界はまわっていくんだ」
と感じたからです。

本当に落ち込む時は、
皮肉にも青天だったりするもんです。

だから、
社会の中で作られた、想像できる落ち込み方をしている人は、
まだまだいけるなと思ってしまいます。

僕らは生物としてアホみたいに弱くて、
いてもいなくてもどっちでもいい存在なんですよ。

だからと言って、何もできずに死ぬのも面白くないやん。
じゃあどうせやったら、その瀬戸際で生きてやろうじゃないですか。
自分の小ささを知った分、僕たちは力強く生きていけるんだと思います。

今は苦しくても、最終的に粘れるのは、
そういう人たちだと思うのです。

現実を噛み締めて生きましょう。
リアルを生きている僕たちはまだまだいけるはずです。
悔しさをためて、アホになって、自分に正直に爆発させてやりましょう。
あなたはある意味もう最強です。

究極の内省。本気で自分と向き合えている。

病めるって結構才能が必要です。
ずっとポジティブな人ってあまり深い思考を持っていなかったりします。
でも大半があまり考えずに、
世の中を渡り歩いていけるようにも見えます。

わかっているとは思いますが、
そっちが普通でこっちがおかしいんですよ。
おかしくても別にいいけど、
おかしいって言われ社会からのけものにされるのはだるいです。

もしあなたが病んでしまうことが多いなら、
それはもはや才能です。

自分について、世界について好奇心があり、
まだ満足していないということではないでしょうか。

逆に言えば、まだまだ俺は本領発揮していないんだと思っているんじゃないですか。
いつか来るその日まで、
今はためる時期なのかもしれません。

大丈夫です。
いつか力強く生きていける日は来ます。
というか僕もそんな日が来ると信じて今を生きるまでです。

最後に

今回はうつ病の治し方というテーマで書いてみましたが、
うつ病に治し方なんてないと僕は思っています。

結局僕たちは、このクソッタレの現実を生きなければならないのです。

でもうつ病は、悪いことだけではないし、
この現実を生きる方法を教えてくれるようにも感じます。

分かったつもりになって書いてみましたが、
こんなことでうつ病が治せるなんて微塵も思っていません。

遠ぉーーーくの方で、
暴力的になるのを覚悟で、
それでも書かなければいけないと思い書いてみました。

どこかで誰かが、こんなしょーもない文章に騙されますように。

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